せどりの最初の最初の一歩を踏み出そうとするとき、とても勇気がいる。
少なくとも私はそうだった。本当に利益商品かどうか、不安ながらも購入してみることになる。
自信も経験もない時は5000円の仕入でさえ躊躇してしまう。
せどりはECショップで自前のお店を構えることが利益を爆発させるには必須だと思う。
ただし、せどり初心者はECショップ出店、特にAmazon出店を焦らないで欲しい。
張り切って始めたせどりでも、展開によっては心をポッキリと折られてしまい
早々に撤退する仲間を私は一人でも減らしたい。
現在、せどり初心者の人、これからせどりを始める人には
ぜひご一読いただきたい内容である。
早速、タイトルの内容を回収しようと思う。
amazon売を焦らないで欲しい理由は以下の3つだ。
・まずは仕入に集中することで、辛い時期(挫折の壁)を乗り越えられる
初心者は1つの商品をリサーチ、実際に購入、何するにも時間、体力を消耗する。
特に最初の1ヶ月は、頭フル回転、それでも仕入数伸びない、辛い時期となる人も多い。
限られた時間での副業、仕入だけで手一杯になるのが当たり前なのである。
ここで多方向に情熱を分散してしまうと、仕入に追われ、販売にも追われ、
余裕がなくなり挫折、せどりを断念してしまうことが少なくない。
私の肌感だが、実際にせどりに挑戦することを決めた人のうちで
半年後にまだせどりを継続している人の割合は、20%以下だと思う。
それも一人孤独に挑戦していた場合は5%以下な気がする。
それくらい成果の出ない時期に、暗闇の中でもがくのはシンドイ。
なので、まず【仕入に慣れること】を最優先に考えてほしい。
そしてフリマ売りでも利益が出せる体験をすることも仕入の安心感につながる。
「まー最悪アマゾンで売れなくても、メルカリで売れば△△円で売れるしな。」
この感覚は結構大事だと思う。
焦らないで欲しい理由の二つ目は、
・仕入の規模がないとセラーアカウント維持費とのバランスが悪い
まずは仕入に注力せよ、との意味がたまに誤解される。
慣れるまでは【損ながら学べ】ということでも決してない。
フリマ売りでもしっかりと利益を出すことができるし、
注力することで仕入量が増えるため、結果的な利益はむしろ増える場合も多い。
また、セラーアカウントの維持には固定費が存在する。
Amazonを例にすると、
Amazon大口登録には月額約5000円の費用がかかる。
小口ならば固定費はないが出品カテゴリーが限定されたり、カートが取りにくかったりと
せどりに本気で取り組むならば、事実上は大口一択となる。
また、副業せどらーの強い味方となるamazonFBA倉庫も、
倉庫までの送料を負担する必要がある。
例えば140サイズのダンボールを倉庫に納品するのに
約1400円かかる。(参考 ヤマト宅急便)
一箱に10個の商品を入れて送れば、一個当たりの送料は140円だが
5個しか入らなければ280円となる。
送料負担は仕入の商品が増えれば増えるほど、一個あたりの負担が軽くなっていくため
仕入の規模が小さい、初心者の間は送料負担が重くのしかかってくる。
月に50万円程度の安定した仕入規模に慣れるまでは
amazon売ではなく、フリマ売をメインとしたスタイルで十分だ。
理由の3つ目は
Amazon様は理不尽な理由で出品者に牙を剥くことがある
最後の理由は、頻繁に起こるわけではないが発生すると被害が大きい内容である。
Amazonでは出品者に粗悪な業者を入れないために出品者を調査することがある。
正規品を販売してますか?(偽物を取り扱っていないか)
梱包の方法や発送期日は守られていますか?
購入者の方から満足(高い評価を得られているか)されていますか?
適正な価格で販売していますか?などなど
Amazonからの調査を受けて、粗悪な販売店だと認定されると
最悪な場合、Amazonから追い出されてしまい、二度と出店できなくなってしまう。
Amazonセラーの規約を理解しないままで,売り始めてしまい
【退場】となってしまうのは絶対に避けたいところだ。
自身に落ち度があり、規約違反をしていた場合は【仕方がない】部分もあろうかと思うが
Amazonは時に、理不尽に制裁を行うこともある。
俺様の町だ、勝手にさせてもらうぜ!という感じがぷんぷんする。
おそらくAmazonは疑わしきは【黒】、退場!という考え方の組織だ。
十分注意してほしい。
強くおすすめしたい対処法は、
すでにAmazonセラーアカウントを数年以上、運営している経験者に
道先案内人になってもらうこと。最低二人は相談できる人がいるといいだろう。
SNSで見つけても、知人にお願いしてもなんでもいい。
とにかく道先案内品を必ず用意して欲しい。
以上がAmazon売りを焦らないで欲しい3つの理由である。
本日のまとめ
・まずは仕入に集中することで、辛い時期(挫折の壁)を乗り越えられる
・仕入の規模がないとセラーアカウント維持費とのバランスが悪い
・Amazon様は理不尽な理由で出品者に牙を剥くことがある
焦らず、じっくりと。
長期的にせどりを続けられる【長生きせどらー】を目指してほしい。